お手入れ方法 / 「異素材」編
異素材(革以外の素材)は全般的に丈夫に作られているものが多く、変色・変形などが起こりにくい素材です。一部特殊なもの以外は、お手入れ方法も皮革に比べて楽です。
お手入れ方法
- ★塩化ビニール・合成皮革・人工皮革素材
- 硬く絞ったタオルで汚れを拭き取り陰干しします。また消しゴムで軽く叩くように汚れを移し取る方法もあります。天然皮革と違うところは、キズが付いてしまった場合ほぼ修復が不可能な事です。
- ★綿・麻素材
- 仕上げの段階で防水・はっ水・コーティングなどの加工を施している場合、多少の雨などははじきますので軽く拭き取るだけで十分です。ただコーティングなどの加工を施してない場合(特に綿素材)水分を多量に含むと膨張し、乾燥すると縮みやすく色落ちもしやすいので。水分を吸収しやすい紙(例:丸めた新聞紙を薄紙などで包んだもの)などを入れ、形をよく整えてから自然乾燥します。
- ★ナイロン素材
- 水濡れや湿気に強く、お手入れも簡単に行えます。汚れた箇所は水で湿らせた布で丁寧に拭き取る方法または汚れたまわりを水で濡らし中性洗剤を直接染み込ませ水で湿らせた布で叩くように拭き取りをします。ただし直射日光には弱い素材なので変色には気を付けて下さい。
- ★絹(シルク)素材
- 水にとても弱く、色落ちしやすく、シミになりやすいとてもデリケートな素材です。更に摩擦に弱いため、擦ると白っぽく毛羽立ってしまいますので、お手入れ方法としては速やかに購入先や専門業者に出すことです。
- ★ウール・二ット素材
- 雨に濡れた時は、乾いたタオルなどで素早く水分を押さえるように拭き取ります。湿気を吸い取りやすい素材なので、日頃から風通しのよい場所で湿気を取り、また柔らかいブラシで表面のホコリやチリを払って整えるなど心掛けると毛玉を防ぎ風合いを保てます。
- ★別珍・ベルベット素材
- 綿・ウール素材同様に雨に濡れた時は乾いたタオルなどで素早く拭き取ります。起毛素材なので、日頃は柔らかいブラシなどで軽くブラッシングしてホコリやチリを払ったり、毛並みを整えたりすると良いでしょう。軽い汚れは毛並みに逆らってブラッシングをしてみて下さい。ただし一点に集中して力を加えると毛足が取れてしまいますので注意して下さい。
- ★ミラー装飾・総ビーズ素材
- バッグの装飾として使用されているミラーですが、曇ってくるなどの時には、市販のメガネクリーナーで拭いてみて下さい。
- 総ビーズバッグは、柔らかい布に中性洗剤を付けて丁寧に拭き取ります。ただし裏地がある場合は裏地に付かないように気を付けて下さい。
- ビーズバッグの保管で最も気を付けなくてはならないことは使用する防虫剤の選択です。ビーズにはパールビーズ/ガラスビーズの2種類があり、パールビーズはナフタリン系の防虫剤を使用すると反応を起こして表面が溶けるなどの恐れがありますので、ビレスロイド系の防虫剤を使用すると良いとされています。


